二十五の夜

往復での運転時間で言ったら4時間ちょっとと大したことではないけれど、朝5時起きで、夜帰るまでの間も休むことは出来ないから、いくら25歳だと言えども人間だがら流石に疲れる。自分以外は寝ているという見慣れた帰りの車内で、これって結構危ないよね、と沈む夕日を見ながら思う。運転していることの意味は形式的なこと以外無い。ただ、運転することで得られるロケーションは得難いものだな、と思う。出来ればロケバスで、と思ったりもするけれど、ロケバスなら勿体ないと思いつつもやはり寝てしまうから、車窓からの景色はカットされてしまう。何れにせよ、全員何事も無く無事だったことで安堵する。
かくこと以外に大事なことがあるのか、とポロッと口をついて出た言葉に苦しむ。そのこと自体の重さというよりも、軽さに。重かったら潰れてしまえば良い。軽いからこそいつまでも手の上にある。そのことに気付いてしまうと、というよりも、再び意識の内側に入れてしまうと、行動が伴っていないこともあって、辛い。では、じゃあ行動に移せば、ということになるのだが、軽いからそう簡単には踏み込めない。でも、取りあえず今日は、そんなことに悩まされる夢をみても構わないから、まず寝よう。眠い。

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お尻

GW前から1週間程続いていた腹痛は完治して、少し遅れて併発した風邪もやっと治まってきた。働きながらも治って行く治癒力に驚きつつも、原因もやはり働き続けていることなのかもしれない。気付かぬうちに疲労はたまって、腫瘍を残してく、ということだろうか、いつのどれのかも分からないけれど、代休が取れた今日、いつもの時間に機械的に起きながらも、そのまま浅い眠りを続けた結果12時間近く寝てしまった。寝惚けた頭は、季節外れの寒さに、働き始めた頃に巻き戻って、過ぎた予定を思い出させた。コーヒーをいれてボーッとしながら、徐々に昨夜からの連続した自分に戻って、昨夜終わってしまったプリンタのインクを買いに行かねば、と着替えて買い物に出た。外は本当に冬に戻ったようで、外気温計も13℃を示している。季節的には血迷ってはいないけれど、半袖などを着た人は腕を摩りながら歩いていた。東急ハンズでA4ファイルと万年筆っぽい水性ペン。ビックカメラでインクをセットで購入した後、本屋に寄り色々と手に取るが、手に取る本全てがかさ張るものばかりで、アマゾンにしよ、と棚に戻して帰宅。途中、駅前のマックでチーズカツバーガーを買う際に、応対してくれた店員が中年女性だったから、そういえば一昨日、駅からの裏道を歩いている時に中年女性にお尻を掴まれて撫でられたことを失礼ながらも(店員とは似てないけど)思い出す。東京は怖い。